こんにちは、たけしです。
前回に引き続き、クレジットカードのお話です。
クレジットカードはカード会社によって、VISA、MasterCard、JCB、アメリカンエクスプレス、などの国際ブランドを選択出来ますが、一体どの国際ブランドが良いのか?
それらの特徴を少し知っておくべきです。
1.お店によって使えるブランドが異なる
クレジットカードが使えるお店では、どの国際ブランドでも変わらず使えると思いがちですが、意外とそうではありません。
VISAとMasterCardは使える可能性はかなり高いですが、アメリカンエクスプレスなどは提携していないお店は稀に存在します。
普及率で言えば、VISA、MasterCard、の二大ブランドは抜群です。
信用度もありますし、世界中でも、この2つが使えないという場合は殆ど無いと言ってもいいでしょう。
アメリカンエクスプレスはアジア圏で意外に使えない事が多く、
JCBは日本のブランドのためか、欧米諸国ではほとんど使えない…というのが個人的な印象です。
2.海外手数料が違う
日本国内で使う場合は為替手数料が関係ないため、どのブランドでも損得は無いです。
しかし、海外でクレジットカードを使う場合は少々変わってきます。
国際ブランドによって、海外取扱手数料が変わるし、為替レートも国際ブランドによります。
VISA、MasterCardは原則取扱手数料が1.63%。
JCBは1.60%~なので、ちょっとだけ割安。
アメリカンエクスプレスは2.00%なので、ちょっと割高です。
更に為替レートによって換算されるのですが、
VISA、MasterCardの2つを比較すると、VISAよりもMasterCardのほうが若干ではありますが安い結果になっています。
また、JCBもMasterCardに匹敵するほどレートは安い傾向にあります。
ただし、使う国や地域によるので、VISA、MasterCard、JCBは大差は無いでしょう。
国際ブランドによって変わる額はせいぜい1~3%程度ですが、1回の海外旅行で30万円とか使う場合は、結構な差になってきますよね…。
3.結局、どの国際ブランドが良いか?
普及率、どの国、地域でも使える…という点では VISA、MasterCard の二択になります。
その中で、為替レートが良いのはどちらかというとMasterCardの方なので、個人的に一番持っておきたい国際ブランドはMasterCardですね。
予備で、VISAを持っておけば、海外に行くときは完璧だと思います。
JCBもレートは安い傾向にあるんですが、欧米圏で使えない場合があるのが痛い…。
どんなに安くても、使えない可能性があっては意味ないですからね。
JCB、アメリカンエクスプレスなどを持っている人は多いですが、日本国内のみで使うだけなら、そのままで問題はありません。
わざわざ無理に他のカードを作る必要は無いですからね。
ただ、海外に行くときは最低1つでも、VISAかMasterCardを持っておく事をおすすめします。