ハピタス

パチンコ業界の今後、衰退と消滅は?

更新日:2017年6月27日(火) 09:26

市場データ

こんばんは、たけしです。

よく聞かれる質問なんですが、「パチンコ業界の今後」…について聞かれます。

パチンコ人口は少なくなってるが大丈夫なのか…?
このまま衰退して無くなってしまうのか…?

パチンコ市場は巨大!

しかし皆さん、パチンコ業界が現在どのくらい巨大な市場か知っていますでしょうか?

2015年のパチンコ市場は、23兆2290億円。
参加人口は1000万人以上と、日本人の1/10がパチンコスロットユーザーです。

これは娯楽市場だけでなく、余暇市場全体でもトップの市場です。

この余暇市場というのはスポーツ・旅行・飲食・書籍・ゲームなどを含みます。

2015年市場規模

パチンコ 23兆2290億円
飲食 18兆4190億円
国内観光・行楽 6兆7560億円
公営ギャンブル 5兆7510億円
新聞・書籍 3兆6670億円
海外旅行 8090億円
ゲームセンター 4240億円
カラオケボックス 4000億円
TVゲーム 3990億円
スポーツ観戦料 1560億円
麻雀ゲーム料 510億円

  ※引用 レジャー白書2016

こう見ると、パチンコ市場の大きさがわかりやすいですね。

パチンコ業界は衰退している…とは言いますが、まだまだ娯楽産業のトップを走っています。
2015年の余暇市場は72兆2990億円ですが、その中で一番割合の大きい産業がパチンコ市場なんです。

飲食や旅行市場よりも大きいのですから、現在の所はパチンコ業界が無くなるというのはまず考えられません。

徐々に衰退する事はあってもしばらくは娯楽産業のトップに居続ける事は間違い無いと思います。

パチンコ業界の衰退のニュースについて

パチンコ業界は確かにここ10年以上、市場規模で言えば衰退はしています。
最盛期は30兆を超える市場でしたからね。

ですが、それがニュースになる原因は、紛れもなくパチンコ業界が巨大な市場であるが故です。

30億円市場の業界が20億円市場になってもそこまでニュースにはなりませんが、
30兆円市場の業界が20兆円市場になってたら、大事件だ…って事ですね。

10兆円売り上げが落ちたら確かに騒ぎたくもなるかもしれませんが、衰退し続けてるからと言ってもここ10年程度の事です。

また、ここ10年衰退し続けたからと言ってこのまま衰退し続けるなんて、単純に事は進まないです。
そんな事が誰でもわかったら、みんな投資で大儲けできます。

何かのきっかけでまた発展する事だってあるし、横ばいになったりもしますからね。

他に衰退している余暇市場

また、パチンコ市場と同じくらいの割合で衰退している市場結構多いです。

競馬の馬券売り上げも、1997年のピーク時は4兆円ありましたが、近年は2兆~3兆円を推移しています。

カラオケボックスなどは1990年代は1兆円を超える売り上げがありましたが、現在は半分以下の4000億になっています。

週刊誌などの雑誌の売上減少も著しく、ここ10年間で半分ほどに落ち込んでます。

電子書籍やモバイルゲームなどの、新しいものが台頭しているので、それは仕方のないものです。

ちなみにモバイルゲーム市場は現在9454億円との事です。
ゲームセンターやカラオケ以上になってますね。

ただ、新しいものが出たからと言って、カラオケやゲームセンターがすぐに消えるか…と言ったらまず消える事は無いですよね。

ある程度急激に減少した後は、ほぼ横ばいになったり、増加減少を繰り返します。

昭和の時代にブームになった、ボーリングや麻雀などがいい例です。

とっくにブームは終わってるのに、なんだかんだでボーリング場や雀荘は無くならないですよね。

競馬なんかは減少し続けると思いきや、ここ数年では売上伸ばしてますし。

上記のものと比べても、パチンコスロット業界は圧倒的な市場規模です。
この業界で雇用されてる人も大勢います。

その業界がここ10年20年で無くなる事は考えられないし、衰退してもせいぜいピークの半分程度でしょう。

つまりそれでも10兆円市場であろう事から、ナンバー1娯楽産業である事は変わらないというわけです。

パチンコ市場は5兆円を下回るまでは、ユーザーの環境的にはそうそう変わる事はないでしょうね。

ハピタス

更新日:2017年6月27日(火) 09:26

2件のコメント

  1. 麟太郎 より:

    パチンコ業界の衰退は確実今の依存症と言われる方々はいつまでもお金を落としませんいずれ見切りをつける日はくるでしょう。今の若者はパチンコは打ちませんし子供の数も減ってます。すぐには無くならないまでもこのまま衰退し続けいずれ滅びる日は来ると思います。

    • たけし より:

      昔はともかく、今は色んなエンターティメントがありますからねー。
      いつかはナンバー1娯楽産業を明け渡す時は来るかもしれないですね。

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