稼いだ人の9割が投資で失敗する理由
様々な事業で成功を収め、資産を築いた人達。
多大な財産を手にした人は、その資産運用のため投資の世界に足を踏み込む人が多いです。
生活上、年収2000~3000万円あると、一般的には値段を気にせずに買い物が出来ると言われてます。
普通に考える生活レベルであれば、1500万円ほど稼いでる人はお金にまず不自由はしないわけですね。
そうなると、あり余る使えないほどの資産は、投資に回したりするというのが一般的な思考になるわけです。
ところが、
一流スポーツ選手でも、
一流芸能人でも、
一流アーティストでも、
一流起業家でも、
その分野で成功を収めてから投資を始めた人は、ほとんどの人が失敗するのです。
一流を極めたのだから、投資の分野に行ってもなんとなく成功するような気もするんですが、まったくそんな事は無いんですよね。
投資に失敗する理由。
それはリスク管理にあります。
投資は、正しく稼ぐ技術や知識よりも、何よりも大事なのはリスク管理です。
リスクの取り方に失敗しては、自分の資産が崩壊する事になります。
資産が崩壊するという事は、いくら今まで稼いでいても残るのはゼロ。
だから投資で1千万勝っても、1億勝っても、リスク管理だけは怠ってはいけないわけです。
投資で稼ぎ続けている人は、そもそもリスク管理をしっかりと行っている場合があるのですが、
他の分野で稼いだ人達はリスク管理の出来ない状態で大きな金額で投資するため、とてもリスクが高いのです。
また、それぞれの分野で一気に成功する人は、ハイリスクハイリターンで成功する人が多いです。
芸能人にしても、スポーツ選手にしても、アーティストにしても、起業家にしても、
一部の人が大きく稼げる業種というのは、その分稼げてない人の割合も多い傾向があります。
そしてその中で成功を目指す人は、大きくリスクを取っているという事でもあるわけなんですよね。
つまり世の中の資産家は、ハイリスクハイリターンで成功している人の割合が大きく、
同じやり方で投資に手を出してしまうと、高確率で破産が待ち受けているという事になるのです。
言わば、金持ちほど失敗しやすいのが投資とも言えるんですよね。
しかし、リスク管理さえしっかりしていれば、投資は資産があるほど有利です。
年利で30%稼ぐ能力があるとして、
原資が100万円しかなければ利益は30万円。
しかし、
原資が1000万円あれば利益は300万円、
原資が1億円あれば利益は3000万円です。
資産があればあるほど、投資は大きな力になってくるので、特に資金を持っている方は投資の勉強は絶対にした方がいいですね。
まだ稼いでない人も、今のうちに資金をためながら勉強をしておけば、資金が貯まった頃には効率の良い投資が出来ることになるでしょう。