利益が出た時、マンション買ったら税金対策になる?【Q&A】

Q こんにちは、たけしさんをリスペクトしている者です。

税金について教えていただきたいのですが。
現在、仮想通貨で含み益があり来年、法人化してから利確しようと考えています。
納税額が2000万円になりそうなのですが、事務所として2000万円のマンションを購入したら納める税金が0円になるのでしょうか?

たけしさんは、マンションを法人名義で購入されましたか?
また、家を購入されたようですが、一戸建てですか?そちらも法人名義で購入されるのでしょうか?

よろしくお願いします。

​​

A こんにちは。
どうもありがとうございます!

2000万円のマンションを購入しても、その年に2000万円を経費として扱う事は出来ませんね。

マンションなどの建物を始め、車、事務用品などの一部は減価償却資産に当たります。
30万円以上の減価償却資産は、原則一括で経費にする事は出来ません。

ザックリ説明すると、
減価償却資産は、長く使うものなので、耐用年数に従って経費扱いにしなければいけないんです。

47年の耐用年数のマンションであれば、47年間かけて経費にしなくてはダメという事になります。

新しければ新しいほど、減価償却の割合は高くなりますが、
耐久年数30年の2000万円のマンションを一括購入した所で、1年目に落とせる経費はせいぜい100万円ちょいです。

その辺の詳しい計算方法はかなりややこしいので、専門家(税理士)に聞いてください。

もしどうしても2000万円を経費で一括で落としたいと考えているのであれば、4年落ちの高級中古車を買いましょう。

車の耐用年数は4年間です。
つまり、4年以上経った中古車は、耐用年数を過ぎているため、一括で経費にする事が出来ます。

高級車であれば、4年経った中古車でも1000万円を超える代物はありますから、それ買って経費にするというのは非常に有効な節税対策です。

なおかつ、そういった高級車はなかなか価値は下がりにくいため、売る時にも大きく損はしないというメリットもありますね。

マンションは分譲賃貸だったので、法人名義で借りてました。

住宅は個人名義で買いました。

法人名義にすれば、住宅の建物の部分だけは確かに減価償却して経費にする事は出来ますが、その他にも住宅ローン控除が受けられなかったり、個人資産にならなかったり様々なデメリットはあります。

基本的に、自宅兼会社であっても個人で買う人がほとんどかと思いますよ。
実際、事務所の割合は少ないですからねー。

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