自動化・マニュアル化のリスク

ネットビジネスにしろ、リアルビジネスにしろ、一人で仕事をこなすには限界があります。
人生時間は限られてますからね。

ネットビジネスはそういった人の手では出来ないような効率化を、ネットワークを使ったシステム化によってこなします。

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ブログやサイトも同じで、インターネットを使って世界中から集客出来るからこそ、多大な効果を得られるわけです。
それがネットビジネスの大きなメリットの一つですね。

しかし、なんでもかんでもシステム化出来るわけではないです。
ブログの更新など、文字を書いたりする事はシステム化出来ないですからね。

自動で記事を書くプログラムなどあっても、クオリティは確実に落ちるでしょう。

システム化出来ない所は、もちろん人の手でやります。

ただし、最初に行ったように、自分一人でやるにはこれも限界があるため、事業を大きくするためには人の手を借りる事になりますね。
つまり雇用するという事です。

仕事をなるべくシステム化し、人の手でしか出来ない所は雇用して人に任せる。
もちろん雇用する事で利益は減りますが、自分自身の時間は増えるため、自分でまた新たな事業も出来ます。

基本的にはこういった自動化をして、どの会社も規模を大きくして言っていると思います。

しかし、システム化したり雇用による自動化は、基本的にマニュアルに沿って事は進みます。

これが大きな落とし穴。

マニュアルに沿って動いてるという事は、基本的にそれは「誰でも出来る仕事」である可能性が高いです。
逆に言えば人を選ぶ仕事ほど、自動化は出来ないわけですね。

また、マニュアルに沿って動くからこそ、予測しない変化に対応出来なかったりします。
システムや従業員は、基本的にマニュアルに無い事は対応出来ないんです。

どんな稼ぎ方も、同じ方法で永遠に稼ぎ続けられるという事は絶対に無いです。

だからこそ、環境の変化には自分自身、もしくは対応できる能力のある人が対応しなければいけません。

自動化、マニュアル化してると、その環境の変化に気付きにくく、また対応も確実に遅れます。
これは自動化によって得られる恩恵に対する大きなリスクです。

環境の変化が大きい分野ほど、自動化の規模を大きくすればするほど、リスクは高まります。

絶対安定…と言われてる会社が破綻したりするのも、この理由が大きいです。
規模が大きく、自動化を行ってる企業ほど、環境の変化への対応が遅れるからです。

逆に環境の変化に迅速に対応できるのが、規模の小さい会社、または個人の大きなメリットでもありますね。

だから、もしこれからネットビジネスなどで、自動化を目指してる人は「完全自動化」だけは絶対に目指さない方がいいと思います。
自動化は確かに一見効率よく稼いでるように見えますが、裏に潜むリスクは生半可な物じゃありません。

むしろ、なるべく自動化をせずに、自分の行動の単価を上げる事。
手動化で、かつ単価の高い仕事を目指す事が最強の仕事だと思ってます。

一度、人などを雇って自動化してしまうと、ハッキリ言ってかなり束縛されます。

人を雇ってるのだから、そう簡単に自分が放棄するわけにもいかないですよね。
自動化にして自分の時間を得ているように見えて、実際は自由度がなくなってる可能性があります。

また、自動化、マニュアル化しやすい仕事と言うのは、その分誰でもできる大した仕事でない事が多いです。

マニュアル化をするならだれでも出来る簡単なものだけをシステムや人に頼み、
自分の仕事の核となる大事な所は必ず自分自身でこなす事が重要だと思います。

また、自分自身も人に任せられるような仕事をしてるようではダメだと思います。

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