「DeNAまとめサイト閉鎖」~サイトの著作権について
こんばんは、たけしです。
先日、
医療・健康情報のまとめサイト「WELQ(ウェルク)」にて、
無断転用・根拠不明確な情報の掲載の問題が起きて、大きなニュースになってましたね。
WELQをを始め、DeNA系列のすべてのまとめサイトが閉鎖されている状態です。
個人的な見解は…
「いつか問題になるとは思っていたけど、ここまで大きくニュースで取り上げられるとは思っていなかった。」
…という感じです。」
この問題を簡潔に説明すると、
一般人ライターを安く雇い、転用をマニュアル化させて無責任なコンテンツの大量生産を行っていた。
…という事。
そして、コンテンツの薄さや誤った内容が浮き彫りになった事、無断転用も発覚して問題になったという事ですね。
DeNA以外にも、こういったまとめサイトはまだまだありますし、同じような手法でコンテンツを作っている会社も少なくありません。
今回のニュースで、コンテンツの質の見直しがされるでしょうから、まとめサイトを始め、ネット社会にとっては良い方向に進むかな…と思いますね。
やはり、インターネットビジネスにおいて、コンテンツは量よりも質だな…という事を再認識させられました。
もちろん、引用無しの無断転用の問題も大きいですね。
引用元を明記していたとしても、間違った引用については引用元に迷惑を与える事に繋がります。
誤った情報を与える記事を書いてしまっては、引用の方法が正しくても問題が起きる…という事ですね。
ブログ・サイト制作における著作権の問題は非常に厄介で、厳密にすべてのサイトが法的に著作権に全く触れていないか……と言うと、ほとんどのサイトがアウトなんですよね…。
人が作成した文章や物には著作権があります。
わざとでは無いにしろ、引用無しでその文章や写真を無断で掲載している一般ブログはよく見ます。
例えば、人が書いた絵や文章を許可なしでネット上にアップする行為、当然アウトです。
人が偶然写り込んだ写真をUPする、これも当然アウト。
文化遺産など、建造物にも著作権がある場合がありますから、それを無断で掲載するのも基本アウト。
キャラクターなどにも当然著作権はあるんで、自分の持ってるぬいぐるみやフィギュアの写真をUPするのもアウト。
ブログだけでなく、TwitterやFacebookなどのSNS・電子メールでさえも、これらはやってはいけない行為です。
文章や写真は、ちょっと変えたり編集すれば大丈夫か…、というとそうでもありません。
複製と見なされ、著作権に触れます。
そういう事になると、発信する立場からすると、自分で作ったつもりでも何かしら著作物に出くわすわけで…、
それをいちいち許可取ってたらキリが無い…という事にもなるんです。
基本的に、著作権は訴えられて罪になる…という考えです。
著作権に触れるものでも、人に迷惑がかからない範囲…であれば、黙認されます。
まぁ、車の運転に例えると、
法定速度の+10キロまでは暗黙の了解でOK、みんなやってるし……
…ってのと同じような感じですかね?
著作権に触れるものを無断でUPしても、それを宣伝と認識して喜ぶ人も多いです。
結局、著作権の問題は、人に迷惑・不利益を被る事は絶対にしない!
ここを特に気を付けておくべきですね。